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8月の農作業 2017.8.1更新


南部版


  水 稲 ◇水管理
 8月中旬から9月上旬の出穂直前から穂ぞろい期までは、最も水を必要とする時期です。乾かないように十分湛水します。
 また台風の時は、強風によって穂や葉が乾燥して白化するため、深水にして被害を軽減しましょう。

◇穂肥の調整
 6月上旬田植えの「恋の予感」で、葉色が薄いところでは、8月16日までに穂肥をして調整します。これ以降の穂肥は、食味を低下させるため施用しません。
 一発肥料を施用しているほ場では、葉色が薄い場合、「味穂」を10aあたり5kg以内で施用します。

◇病害虫防除
出穂前の防除は必ず行ないましょう!
 田植え時に使用した箱施用剤は、8月に効果が落ちてきます。今年は高温が予測されており、害虫の被害拡大が懸念されます。トビイロウンカや穂いもちの発生を抑えるため必ず防除を行ないましょう。
 また、高温年はカメムシ被害も増加する傾向にあります。8月中旬には水田周辺の草刈りを済ませて、カメムシの住み家をなくしておきましょう。
 コブノメイガ予防として「パダン粒剤4」を8月上旬に散布します。その後、8月15日~17日に、穂いもちやウンカ類・カメムシ類に安定して効く「イモチエーススタークル粒剤」を散布します。
 いもち病が多いほ場では、「パダンバッサオリゼメート粒剤」を8月上旬に散布します。

紋枯病
 紋枯病は、夏の多湿条件が長期間続くほど多く発生します。
 7月中旬以降、下の茎から病斑が見え始め、8月に稲の丈が伸びるにしたがって、上位へ移行して次第に葉が枯れ上がっていきます。被害が大きくなると、収量が50%減少した事例もあります。
 発生が早くから見られるほ場や、上位葉まで被害が及ぶようなほ場、また発病株率が2割以上ある場合は、「リンバー粒剤」や「ラブパダンバリダB粉剤DL」で防除を行ないましょう。

稲こうじ病
 稲こうじ病は、出穂後しばらくしてから見え始め、発生すると品質低下になります。土壌中に菌が残り発生源となるため、昨年発生した田では薬剤散布を行ないます。「Zボルドー粉剤DL」または「モンガリット粒剤」を10aあたり3~4kg散布します。出穂20日前の散布が効果的です。ただし、8月上旬から中旬に晴天が続く年は、発生が少ない傾向にあります。

○トビイロウンカ対策
 年により大発生するトビイロウンカは、6月末から7月にかけて中国大陸から飛来します。飛来の数と気温で、秋に大発生するかどうか決まります。
 防除の適期は、7月末から8月上旬と8月下旬になることが多いですが、飛来状況などによって変わります。発生状況は、株に生息する幼虫の数で調べ、1株あたり5匹以上いる場合はただちに防除します。
 8月下旬から収穫7日前までにウンカが大発生した場合は、「スタークル粒剤」または「スタークル粉剤DL」「トレボン粉剤DL」で防除します。

トビイロウンカ(幼虫) 田の被害
トビイロウンカ(幼虫) 田の被害
株元に寄生し、吸汁加害する。
渦を巻いたように褐変被害が拡大して坪枯れを引き起こす。

~農薬危害防止運動を実施中~
 6月1日~8月31日の期間中、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、農薬による事故等を防止することを目的に「農薬危害防止運動」が実施されています。
 農薬について正しい知識を持ち、適正使用や、事故等の防止に努めましょう。
 また「農薬保管庫」を使用し、整理整頓を行なうことで、事故の防止につながるためおすすめです。
農薬保管庫(IK-535C)
農薬保管庫(IK-535C) 農薬保管庫(IK-535C)


  野 菜 秋まき野菜のポイント
 1.早くから畑や種を準備しておく
 2.品種の選定
 3.は種期を間違えない
 4.初期の病害虫防除の徹底
 5.追肥は遅れさせない

秋野菜のは種
 秋野菜は、収穫時期に合わせて品種を選定してまきます。耐寒性や早生・晩生・日数のタイプを使い分けましょう。
 夏期の育苗は、高温で徒長しやすいため、水やりには気を付けます。潅水は朝1回とし、夕方には乾く程度にしましょう。夕方の潅水は、徒長するため基本的に行ないません。

○キャベツ
 8月上旬に「YR湖月」「初秋」をまくと年内に収穫ができます。また、8月中旬から9月上旬に、「彩音」「湖水」をまくと翌年1月から3月の収穫となります。

○ブロッコリー
 7月下旬から「ハイツSP」などの頂果と側果が収穫可能な品種をまくと、長期間収穫できます。また、7月中旬から8月中旬に頂果を収穫する品種「ピクセル」をまくと11月から12月に収穫でき、その後側果が数個収穫できます。
 1月以降の収穫には、「エンデバーSP」を8月上旬から9月上旬にまきます。

○ニンジン
 8月上旬に「Dr.カロテン5」をまきます。は種後の乾燥を防ぎ、出芽のそろいが良くなる「芽出たいシート」などを活用しましょう。

定植時の粒剤防除

 「プリロッソ粒剤」は、キャベツやダイコン、ハクサイ、ブロッコリー、レタスなど主要な作物の植え付け時に、株元へ1~2g散布(ダイコンは土壌混和)することで、根から吸収された成分が地上部まで移行し、作物を害虫から守ってくれます。
 処理後3~4週間と、長い期間効果が持続するため、初期の害虫でお困りのほ場では使用をおすすめします。
 対象害虫の種類が多く、アブラムシ類やコナガ、アオムシに加え、キスジノミハムシ、ハイマダラノメイガ、カブラハバチの食害まで防ぐことができます。

サツマイモの収穫

サツマイモの探り掘り
早いうちは手で探り掘りして初ものの味を楽しむ。
サツマイモの探り掘り
 5月上旬に斜め挿しの早掘りマルチ栽培をしたサツマイモは、8月下旬が収穫時期となります。探り掘りをして、収穫が遅れないようにしましょう。





  果 樹 ◇カキの管理
 果実肥大とともに、主枝、亜主枝が垂れ下がってきます。
 枝が混んで重なり合うと、果実が傷つき、着色不良、病害虫の発生を助長します。枝折れ防止、日当たり改善のため、支柱を立て、枝吊りを行ないましょう。
 また、過乾燥は肥大不足、日焼けを引き起こしますので、定期的に潅水します。
 台風で落葉が激しい場合は、再度、摘果が必要です。特に葉のない結果枝についた果実は摘果します。
 8月上旬から中旬は、「サムコルフロアブル10」などを使用し、カキノヘタムシガの重点防除を行ないます。

イチジクの収穫

 収穫前にハダニ、サビ病等が発生していないか確認します。
 収穫適期は、果実の温度が上がる前の早朝に、果実の着色、硬さ、垂れ具合で判断します。
 収穫約2週間前から成熟が急速に進み、収穫期の少しの違いが品質(熟度)に影響します。収穫が早いと低糖度、逆に遅いと日持ちが悪くなります。
 また、葉からの蒸散量が激しい時期ですので、少量多回数で潅水することが重要です。降雨後などは裂開部に水が入ると傷みが早くなるため、選別をしっかり行なう必要があります。

◇核果類の礼肥
 モモやアンズ、スモモなどの核果類は、早期樹勢回復、貯蔵養分の蓄積を目的に礼肥を施用します。
 収穫直後に「硝酸入り化成肥料S604」などの速効性肥料を10aあたり20kg施用し、十分潅水します。
 新梢の伸びが止まらない樹や早期落葉樹では施用量を制限し、徒長枝や副梢の整理を行ないます。

柑橘の管理
 今年の温州みかんは着果量が多い傾向です。着果量が多く摘果不足の場合は、小玉果が多くなります。
 葉果比20~25を目安に仕上げ摘果を徹底します。特に豊作樹は樹勢維持のため、樹の先端部の摘果を行ないましょう。
 昨年発生の多かった黒点病、ハダニ、サビダニは防除を徹底してください。
 中晩柑類は大玉生産を目標に、早期に摘果を終え、潅水を行ないます。
ハダニ(成虫) 被害葉
ハダニ(成虫) 被害葉
白い斑点は加害されて緑色が抜けている。

台風対策(北部版参照)




北部版


  水 稲 ◇水管理
秋落ちで発生しやすい
  ごま葉枯病
秋落ちで発生しやすいごま葉枯病
 穂ばらみ期から出穂期、乳熟期までは、稲が最も水を必要とする時期です。
 ただし、湛めたままにすると根が弱り、下葉の枯れ上がりや黄化、ごま葉枯病の発生などを引き起こします。
 出穂後は間断潅漑(かんがい)を行なうことで、根を健全に保ち登熟を助けます。
 落水は、登熟を助けるため出穂後30日を目安にします。ただし降雨が予測されない場合、乾きやすいほ場では最後の登熟を助けるため、落水1週間後に走り水をします。


病害虫の防除

 穂いもちやウンカ類、カメムシ類の同時防除は、出穂後2週間以内に行ないます。
 今年は高温が予測されており、カメムシの活動も活発になることが考えられますので防除を徹底しましょう。
 粉剤を散布する場合は、風が治まりやすい夕方に行ない、特に周辺住民や近隣の農作物栽培者への連絡を徹底しましょう。また、農薬を一番吸い込むのは作業者自身です。自分の体を守るため、散布時には防除衣や農薬用マスク、手袋などを必ず着用しましょう。
出穂期~穂ぞろい期までの防除
剤型 ウンカ類 カメムシ類 いもち病 ごま葉枯病 薬剤名 使用基準
(10aあたり)
粉剤 ビームスタークル粉剤5DL 4kg
ブラシンダントツH粉剤DL 3~4kg
液剤 ブラシンフロアブル 150ℓ
(1,000倍希釈)
スタークル液剤10
ビームエイトスタークルゾル
※いずれか1つの剤を選択してください。

カメムシ対策
カメムシによる斑点米
カメムシによる斑点米
1,000粒中2粒あると2等米になる。
 北部地域では、出穂直後から籾を加害し、斑点米の原因となるカスミカメムシが多く発生します。このため、出穂後は早い段階での防除が重要になります。コシヒカリは出穂期から10日前後の間に防除を行ないます。
 またカメムシは、水田周辺の雑草地に潜んでいるため、草刈りを行ないます。ただし、出穂直前に行なうと、逆に水田に追い込むことになるため、出穂の2週間前までにします。
 発生が多いほ場は、穂ぞろい期の散布から7日後に再防除します。薬剤は「スタークル粉剤DL」を10aあたり3kg、または「スタークル液剤10」の1,000倍液を10aあたり150ℓ散布します。


  野 菜 秋まき野菜の植え付け準備
ニンジンの又根
ニンジンの又根
 ダイコンやニンジンなどの根菜類は、種まき直前に堆肥などを入れると又根になるため、30日前には堆肥を入れ、種まきまでに4~5回耕うんします。そのほかの又根の原因は、根が伸びる先にある石や肥料、すき込んだ前作の植物残渣や雑草などです。
 また、耕うんをしっかり行なうと、土中に酸素が供給され、つやの良いダイコンや、色の鮮やかなニンジンができます。
 酸素が不足すると、ダイコンは皮がくすみ透明感のないものになります。また、ニンジンは先が細く色の悪い白けたものになります。

品種の選定と管理
 収穫の時期・料理の仕方に応じて品種の選定をします。同じ時期にまいても、品種を変えることで順番に長期間収穫できます。まく時期が早すぎると、害虫や病気が多く発生し、栽培が困難となります。反対に遅すぎる場合は、ダイコンは太りが悪くなり、ハクサイやキャベツは巻かない場合があります。
 レタスのは種は8月上旬に行ない、20日程度育苗して定植します。プラグ育苗は、200穴トレーに一粒ずつまいて、薄く土をかけ、新聞紙などで被覆します。
 芽が出始めたら新聞紙を取り除き、光に当てます。苗が徒長しやすいので夕方の潅水は行ないません。

◇害虫防除
初期の害虫防除

 初期の害虫防除は必ず行ないましょう。
 夏が高温で推移した年は、害虫が多く発生します。特に、キスジノミハムシやハイマダラノメイガには注意しましょう。
 また、土壌中にはヨトウムシやネキリムシ、キスジノミハムシの幼虫が発生し、苗を食害します。
 登録のある作物を確認のうえ、植え付け前に畝全面へ「ダイアジノン粒剤5」を1aあたり400~600g散布して防除します。特にダイコンは、キスジノミハムシの幼虫が、表面をかじるため注意しましょう。
粒剤を使用した場所の間引き菜は、食べられません。
キスジノミハムシ ハイマダラノメイガ
キスジノミハムシ ハイマダラノメイガ

○ナメクジ・カタツムリ対策

スラゴ散布方法
スラゴ散布方法
日中・高温時の使用をなるべく避け、ナメクジ・カタツムリ類が活動を始める夕方に使用する。
 ナメクジやカタツムリの被害は、野菜のみならず花などでも問題となっています。
 「スラゴ」はすべての作物で、収穫の直前まで使用することができる安全性の高い農薬です。
 処理方法は、ナメクジが活動する夕方からほ場全体に均一になるよう1㎡あたり1~5g散布します。雨にも強く効果は2週間持続します。
 なお、作物上に粒が残らないように注意してください。

大豆の管理

 開花期~幼莢期(白大豆は8月中旬、丹波黒大豆は8月下旬)に乾燥すると花が落ち、さやの太りが悪くなるため、土が乾かないように畝間に走り水をします。
 開花後、マメシンクイガやカメムシ、ハスモンヨトウなどの害虫に注意します。防除は、開花2~3週間後より10日おきに2回、「トレボン粉剤DL」を1aあたり400g散布します。


  果 樹 ◇台風対策(地域共通)
 気温が高い年の台風は、強い勢力を保ったまま上陸するものが多い傾向です。
 事前の対策として、収穫期の果実は台風の接近前になるべく収穫し、落果・打撲被害を軽減しましょう。
 また、苗木や幼木の枝の誘引は、適度に遊びを持たせて、支柱などにくくりつけましょう。
 果樹棚は、棚線の緩み、支柱の腐食箇所の補修補強も必要です。
 集中的な降雨によって園地に水がたまることがないよう、排水溝の整備を行ないます。
 事後対策として、台風の吹き返しが治まり次第、早急に倒伏樹の起こし上げ、折れた枝の切除を行ないます。保護剤の塗布、落葉被害樹の日焼け防止も行ないましょう。
 核果類のせん孔細菌病、黒斑病やナシの輪紋病などの病気を抑えるため、殺菌剤を散布します。


新梢管理(各品目共通)

 落葉果樹は、主に7~8月が花芽分化期となります。
 翌年の結果母枝(結果枝が発生する枝)として利用する枝に日光が当たらないと、枝の充実や花芽の着生が悪くなります。
 徒長枝や副梢を除去し、樹冠下に20%くらい光が差し込む程度に調節します。
 徒長枝の除去は原則、基から取り除きますが、一部早期に摘芯したり、基部を20cmくらい残して切り返しておくことで、更新枝として使用が可能な場合があります。

ブドウの管理
結果量の見直し

 着色が飛び玉状に進む場合は順調に着色が進行していますが、房全体がぼんやりと着色してくる場合は、着果過多が考えられます。着色不良や糖度不足を招きますので、枝の登熟、着色、糖度の上昇状態を確認し、再度、結果量を見直しましょう。

○成熟期の土壌水分
 成熟期には潅水をやや控えめに行ない、糖度の上昇や着色を促します。
 高温乾燥が続くようであれば、7~10日間隔で10~15mmの潅水を行なう必要があります。

○裂果対策
 着色が始まると、果実は裂果しやすい時期となります。裂果は、土壌水分の急激な変化や長雨などが原因で、水分を吸収し急激に肥大しようとするときに発生します。
 定期的な潅水によって土壌水分を適度に保ちましょう。
 また、降雨が続いても園内に水がたまらないよう排水対策を徹底しましょう。