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11月の農作業 2019.11.1更新


南部版


  水稲 ◇土づくりについて
 近年、異常気象が続いており、稲の体力が落ちて収量や品質の低下が目立っています。
 地力を向上させ根の活力を高めることで、稲の栄養状態が良くなり、異常気象に強くなります。

◇有機物の施用

 良質堆肥や稲ワラ、籾殻などの施用で、土壌中に有益な微生物が増えて腐植が進みます。年内に10aあたり1tの良質堆肥を施用し、すき込みます。
 稲刈り後の稲ワラは貴重な有機物となるため、焼かずにすき込むようにしましょう。
 稲刈り後、できるだけ早く「豊土サングリーン(基肥用)」を10aあたり5kg、または、「アグリ革命」を10aあたり2kg施用し、すき込みます。

◇土づくり肥料の適正施用
 有機物だけでは不足する、鉄やケイ酸などの微量要素を補給します。
 田植え後、田にガスが湧くところでは、鉄分を多く含む「粒状ミネラルG」を10aあたり200kg散布します。また、砂質土壌で秋落ちが見られるところでは、「みつパワー(粒状)」を、10aあたり100kg散布します。
 「オイスターミネラル」を、10aあたり100kg散布することで、ケイ酸とカキ殻のダブル効果により、根や株張りが良くなります。
 なお、「恋づくり」は水に溶けやすい成分を含んでいるため、春施用となりますのでご注意ください。

◇土壌診断の実施
 土づくり肥料を施用する前に土壌診断し、欠乏や過剰な肥料成分を知ることで、収量・品質の向上を行ないましょう。

◇ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の防除
 ジャンボタニシの生息地域が広がっています。移動範囲が広く、地域や集落での一斉防除が大切です。
 稲刈り後に水をため、3日後に「粒状石灰窒素55」を10aあたり20~30kg散布します。
 ただし、水温15℃以下ではタニシが活動停止し、効果が劣ります。
 冬季の耕うんも効果があります。タニシは深さ6cm程度で冬眠するため、低速・高回転で耕うんします。


  野菜 ◇バレイショの収穫
 茎の青味がなくなり、4~5日晴天の続いたあとに掘り上げ、2~3時間畑でよく乾かしたあとに取り入れます。
 その後、風通しの良い日陰で4~5日間よく乾かし、トロ箱などにゆったりと入れ冷暗室で貯蔵します。


◇ニンニクの管理
 植え付けたニンニクが分球した場合、そのままにしておくと球の太りが悪くなるため、1本に間引きます。

◇タマネギの定植
 早生品種「ソニック」などは11月上旬、中晩生品種「もみじ3号」などは11月中旬~下旬に定植します。
 大苗で冬を越すと、春にネギボウズ(トウ立ち)や分球が出やすく、苗が小さすぎると収量が減ります。
 トウ立ちする危険性は、植え付け時の苗の太さで決まります。育苗中に肥料切れを起こすと玉の部分が太るため、育苗後半は注意します。
 葉の色が落ちてきたら、追肥をして生育を維持しましょう。苗は、草丈20~25cm、茎の太さ5~7mmに仕上げます。
 定植場所には、土づくりとして1㎡あたり「豊穣」2kg、「苦土入りセルカ2号」150gを散布します。基肥は「やさい化成1号」100gを施用します。
 また、土壌中の害虫防除のため「ダイアジノン粒剤5」を1㎡あたり4~6g施用します。植え付けは、畝幅90cm、株間12cm、条間15cmとします。
 定植は、苗を差し込んだあとに株元をしっかり手で押さえて土を締め、活着を促進します。押さえ方が足りないと、乾燥して枯れ込んだり、生育不良になったりします。
 定植直後(雑草発生前)に、「トレファノサイド粒剤2.5」を1㎡あたり4~5g散布しておくと、春先まで雑草の発生を抑えます。

◇タマネギのマルチ栽培
1㎡あたりの施用量
タマネギ(マルチ・18cm×20cm)
基肥に①または②を施用する
①スーパー東日コート
 タマネギ一発
120g
②タマネギならこれで一発!
 JAの肥料
150g
 マルチ栽培は追肥や除草の手間を省くことができるとともに、そろいの良いタマネギを収穫できます。
 マルチ栽培の基肥は、一発肥料を使用しましょう。肥料散布後、畝の表面をきれいにならし、マルチを張って苗を植え付けます。




  果樹 ◇富有柿の収穫
 富有柿の収穫盛期です。着色が良いものから収穫します。
 午後になると、太陽光で一見着色が良く見える場合がありますが、早採りにならないよう注意が必要です。果梗枝は短く切り、取り扱いを丁寧に行なってください。
 出荷の際は、腐敗、軟果につながる生傷果、へたすき果を徹底して排除します。
 11月中旬以降、低温(霜)の恐れがある場合は、収穫を早めてください。

◇落葉果樹の植え付け (南部・北部共通)
 秋植えは、根と土のなじみが良く、翌春の発根が良いのが特長です。寒い園では凍害の恐れがありますので、仮植えを行ない、春に植え付けます。
 水はけの悪い場所では、畝または盛り土を行なうようにします。苗木が届いたら、まず白紋羽病、ネコブセンチュウなどの病害虫被害を受けていないか確認しましょう。

〈植え付けのポイント〉
 ①苗木(根)を乾燥させない。
 ②深植えにならないよう、接木部は地上に出す。
 苗を乾燥させないため、植え付け予定前日に、一晩根を水に浸しておきます。
 植え付け後は、接木部から上20~30cm程度を残してひざの高さで切り返し、支柱を立てて固定します。最後にたっぷり潅水してください。
 なお、モモやスモモ、イチジク、ビワなどの樹種で改植する場合は、忌地による生育不良が出やすいので、客土や位置を変えて植え付けを行ないましょう。

◇落葉果樹の基肥の施用 (北部版参照)

◇落葉状況の観察
 (北部版参照)


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北部版


  水稲 ◇土壌診断の実施
 土づくりを効率的に行なうためには、不足している肥料成分を補給することがポイントになります。
 近年の分析傾向としては、ケイ酸や鉄分の不足が見られます。
 土壌診断を行ない、欠乏や過剰な肥料成分を知ることで、収量・品質を効率良く向上させましょう。

     

  野菜 ◇畑の土の管理
 畑の表面を平らにせず、大きく凹凸を付けて小山の状態にします。
 寒気にさらして土を風化させることで、土壌病害の病原菌や雑草の種子を減少させます。

◇タマネギの防除
 春に発生する、べと病の予防を行ないます。
 定植後、12月上旬までに「ダコニール1000」を散布することで初発を遅らせ、春の被害を軽減することができます。散布時には、展着剤を使用しましょう。

◇エンドウの管理
エンドウの支柱立て
エンドウの支柱立て
風当たりが強い場合は、振り回されないよう小さい竹の棒などで固定しておく。
 移植を嫌う野菜ですが、直まきをすると降雨などの影響で発芽が悪くなる場合があるため、ポット育苗した苗を植え付けます。
 ポット育苗は、雨の当たらない、日当たりの良い場所で行ないます。は種後、水分が多いと豆が腐るため、床土が良く乾いた状態で潅水します。
 連作障害が発生しやすい作物です。5年間は連作にならないよう気を付けましょう。
 本葉3~4枚くらいに育った苗を、1ヵ所3本で植え付けます。根鉢を崩さないよう注意しましょう。
 直まきの場合は、草丈が7~8cmに伸びたころに、勢いの良いもの2本を残してほかは間引きます。
 このとき、残す苗の根を傷めないよう無理には引き抜かず、ハサミで切り取ります。エンドウの茎は折れやすいので、草丈が10cmくらいになって巻きひげが発生したら、風で振りまわされないように竹の棒や笹を立てて固定します。
 エンドウは、親づるに実をたくさん付け、子づる、孫づるになるにつれて実の数は少なくなります。主枝は摘芯を行なわず、そのまま伸ばします。

◇軟弱野菜の防寒
 シュンギク、ホウレンソウ、パセリ、レタスなどは、寒冷紗または不織布でトンネルをしたり、直接葉の上に覆ったり(べた掛け)して防寒します。
 トンネル用の被覆フィルムをすると、日中の温度上昇が格段に向上し、さらに高い保温力が得られます。
 ポリエチレンフィルムよりも、ビニールフィルムの方が保温効果が高いです。

◇サトイモの収穫・貯蔵
 葉が黄色くなって、霜があまりひどくならないうちに掘り上げます。
 そのうち優良な系統のものを厳選して、種イモとして確保しておきましょう。
 貯蔵法には次の2種類があります。

○乾燥貯蔵法
 株を掘り上げ、1~2日乾かして種イモを選別します。
 その後、日当たりの良い場所で15日以上しっかり乾燥させます。
 乾燥後は、温度変化の少ない場所で貯蔵します。

○生貯蔵法
 地下水位が低く、排水良好で日当たりの良い場所に貯蔵床を作ります。
 ただし、毎年同じ場所は避けましょう。腐敗防止のため、厳寒期に入るまでは空気抜けを設けます。
 盛り土を増やしたら、ビニール等で覆います。

◇丹波黒大豆の収穫
 芯葉が黄変して枝が下がり、(さや)を振るとカラカラ音がするようになってから収穫します。
 収穫が早いと、しわができるなど品質が低下し、乾燥しにくくなります。遅くなると色沢も悪くなります。
 莢のままではぜ干しをして、天気が良ければ15日ほどで乾燥は終わります。
 できるだけ降雨にさらされないように工夫してください。加熱処理は表面のみの乾燥になるので行ないません。
 莢を指で押さえると裂け、子実は爪を立てても跡が残らない程度で脱粒します。
 水分は14.5~15%に仕上げますが、脱粒後の乾燥は必ず陰干しします。直射日光に当たると、表皮が割れてしまいます。
 目の小さいふるいでくず豆を除き、その後、手で丁寧に選別します。未熟粒や変形粒、被害粒、異物などを除きます。
大豆被害粒
虫害粒 しわ粒 皮切れ粒 破砕粒
虫害粒 しわ粒 皮切れ粒 破砕粒

◇シイタケの栽培
シイタケの仮伏せ
シイタケの仮伏せ
植菌後は種菌を乾燥させないように、こもや枝葉、遮光ネットを掛けて保湿する。
 生の木ではシイタケ菌が繁殖できないため、原木を切り倒して2週間以上放置したあと、1mくらいに切ります。
 植菌は、桜の花の咲くころまでに行ないます。直径10cmで長さ1mの原木なら、1本あたり50個程度を植菌します。
 品種は、肉厚のジャンボシイタケ「115」または、発生数の多い「240」などを植え付けます。
 植菌後は、春までほだ木に直接光が当たらないように、また乾燥を防止するため、こもなどをかぶせておきます。十分雨が当たり、風通しの良い場所に伏せ込みましょう。
植菌

植菌
植菌(展開図)
原木の両端や枝の部分(赤)は雑菌が入りやすいため、多めに植菌します。


  果樹 ◇落葉果樹の基肥の施用 (南部・北部共通)
 基肥は徐々に分解され、長期間肥効が持続するため、有機質の高い肥料を施します。施用時期が遅れると、地温の低下とともに肥料の分解と吸収も遅れます。
 落葉果樹の施用量は、土質、樹種によって若干異なりますが、基肥として「ひろしまフルーツ元気866N」や「グリーンドクター2号」などを、10aあたり40~60kgを目安に施用します。

◇落葉状況の観察 (南部・北部共通)

 11月は落葉果樹の落葉期にあたります。落葉状況を観察し、来年の栽培に生かしましょう。健全な樹は短期間で黄化し、一斉に落葉します。
 チッ素過多、遅効きなどにより二次伸長した樹は、いつまでも緑色が残り、落葉が遅くなります。このような樹では、基肥の量を減らしましょう。
 一方、樹勢が低下した樹は、ほかより黄化、落葉が早くなります。こういった樹では、病害虫被害を受けたり、肥料が効いていなかったりするため、翌年の結果量を見直す必要があります。
 今年の生産結果、枝の登熟、落葉状況を総合的に判断し、施肥量、せん定強度の調節をしましょう。

◇落葉果樹の植え付け (南部版参照)

◇肥料成分の目的
○チッ素
 チッ素は、たんぱく質や葉緑素の構成要素で、樹勢を大きく左右します。
 チッ素が多いと葉色は濃く、樹勢は強くなります。逆に少ないと葉色は薄く、枝は細く短くなります。また、樹勢が強すぎると実止まりが悪く、着色不良や遅延となり、弱すぎると果実肥大が悪くなります。

○リン酸
 リン酸は多量に必要としませんが、根、茎葉の生育、開花・結実、成熟に大きく影響します。不足すると細根の形成が悪くなり、初期生育の遅れなどを招きます。
 また、花芽や種子の形成に重要で、生産の安定に大きく影響します。リン酸は、土壌でアルミニウムと結合すると多く残ってしまうため、有機物の補給により吸収を促進します。

○カリ
 カリは実肥といわれ、果実肥大や糖蓄積に大きく関わり、品質に影響します。また、気孔の開閉や根の生長にも重要です。しかし、カリを過剰に施用すると、苦土(マグネシウム)欠乏を引き起こし、葉の黄化を招いて光合成が低下するため、注意が必要です。



 

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