JA貯金 JAローン JA共済 不動産 旅行 高齢者福祉事業 ガソリンスタンド 葬祭 採用情報 ディスクロージャー誌 スペース Home
ごあいさつ 店舗・事業所のご案内 個人情報保護方針 利用者保護に関する方針等 金融円滑化基本方針 相談・苦情等のお申し出等 リンク
イベント・キャンペーン情報
特産品
生産量日本一のくわい 特集ページ
産直市
営農かわら版
ゴキゲンNEWS
組合員さんのお店紹介
旬の料理レシピ
特撰商品ご紹介
女性部NEWS
旬の特産品お買い物広場
FuKuJA(ふくじゃ)
南部版 北部版
JA福山市家庭菜園のご案内
福山市農業委員会からのお知らせ

1月の農作業 2019.1.10更新


南部版


  水稲 ◇平成30年産水稲の生育経過
【品種 恋の予感】
(1)育苗期

 5月上旬は低温にあいましたが、その後は平年並みに気温が推移し、苗の生育は順調に進みました。

(2)田植え期~活着期
 田植えは6月2日~10日を中心に行なわれ、雨も少なく順調に進みました。田植え後は、気温が平年よりも低く推移したため、活着が少し遅れました。

(3)生育期
 田植え後の低温で分けつは遅れていましたが、6月末からの気温上昇により急速に進みました。梅雨入りは、6月5日ごろと平年よりも2日程度早く、降水量は平年よりも多くなりました。その後、7月の豪雨災害により一部の水田に土砂が流入し、栽培が困難なほ場もありました。
 梅雨明けは7月9日ごろとなり、その後は高温干ばつが続き、中干し後の水管理や用水の確保が難しいほ場もありました。一方で、ウンカ等の害虫被害はあまり見られませんでした。

(4)出穂期
 出穂は6月上旬の田植えで、8月25日ごろとなりました。出穂の前後で台風の通過がありましたが、その後は気温が平年並みとなり、登熟初期は順調に推移しました。

(5)登熟期~収穫期
 登熟期には開花期の水不足と台風の風による乾燥、高温が影響し、不稔モミが発生しました。9月中旬には曇天、降雨が続き登熟不良が心配されました。10月上旬に天候が回復し、10月13日ごろから収穫適期を迎えました。
 度重なる台風の影響で倒伏が心配されましたが、一部を除き順調に収穫作業を終えました。

(6)収量・品質
 広島県南部の作況指数は、101(10月15日現在)であり、収量は「平年並み」となりました。9月中旬以降の曇天の影響で、適期収穫のほ場でも未熟粒やクズ米が多く、品質の低下した玄米も一部見られました。1等米等級比率は54.4%(10月31日現在)となっています。
平成30年の気温と降水量・日照時間の推移 〔アメダスデータ:福山〕


  野菜 ◇冬越し野菜の管理
 タマネギは、一発肥料を施していないほ場では追肥を行ないます。肥料は、「やさい化成2号」を1a当たり4kg施用します。また、霜柱がひどい所では根が傷むため、「豊穣」を表層へ散布して被害を軽減させましょう。病気の発生が懸念される場合は、予防として日中の暖かいときに「ジマンダイセン水和剤」を散布します。
 寒さが厳しくなったら、エンドウの寒さ除けを行ないます。ささ竹を畝の北側に立て、株元にワラを敷きます。ワラがない場合は、雑草の刈り草や不織布でも良いです。

◇冬越し野菜の防寒対策
 ハクサイやキャベツは、マイナス2~3℃の低温が何日も続いたり、急な寒さにあったりすると、葉先や結球頭部が枯死、または腐敗するため注意しましょう。
 ハクサイは、外葉を束ねヒモで縛り、キャベツも同様、不織布をべた掛けします。
 ブロッコリーは、中生種の収穫時期となりますが、低温にあうと花蕾が紫になり花蕾の中心が傷むため、不織布を掛けて霜の害を防ぎます。
 根菜類は、地上へ出ている部分が凍害を受けるため、肩の部分に土を寄せて冬を越します。



  果樹 ◇中晩柑
○収穫
 中晩柑は完熟収穫が目標です。腐敗防止剤の散布を徹底し、収穫時は二度切りします。
 なお、寒波情報などには十分注意してください。低温注意報が出た場合は、果実が凍結し、果皮障害やス上がりが発生します。収穫を早め、外成りの果実から優先的に収穫します。すべての果実を収穫した場合は、着色(7分程度を境に)に応じて仕分けて貯蔵します。

○貯蔵管理
 貯蔵による商品性の低下を防ぐため、温湿度管理、腐敗果の点検、入庫量の調整を徹底しましょう。また、着色が悪く青みが残っている場合は、収穫直後に軽く保温することで着色が進みます。
 果皮のしおれなどで商品性を低下させないよう、貯蔵中に乾燥しすぎる場合は打ち水などで保湿します。酸欠にならないよう、貯蔵適温に近い時間帯に換気を行なってください。

◇越冬病害虫対策(落葉果樹)
○粗皮剥ぎ・園内清掃

 ブドウ、カキなどの樹皮下には、ハダニ類、カイガラムシ類、イラガなどの害虫が越冬しています。
 冬場に粗皮剥ぎを行ない、越冬卵を除去するとともに、薬剤がかかりやすくしておきます。時間がかかりますので、発生の目立った樹から作業に取り掛かりましょう。
 あわせて、落葉、せん定枝、残果は病害虫の発生源となります。越冬病害虫密度低減のため、園外に持ち出して処分します。
越冬中のカイガラムシ 越冬したカイガラムシ

◇土づくり
 土壌の保水性・保肥力の維持、向上のため、土づくりは欠かせません。土をつくることは根の活性化につながります。
 毎年、継続することで結果的に細根量が増え、気象変動に強い高品質の果実が生産できます。

○有機物の施用
 10a当たり2t以上の完熟堆肥(「豊穣」など)を施用します。未熟な堆肥施用は土壌病害の発生原因になります。

○石灰質資材の施用
 土壌酸度を矯正するため、「苦土石灰(苦土セルカ2号など)」を10a当たり100kg施用します。
 ただし、ブルーベリーは土壌がアルカリ化すると生育が極端に悪くなりますので、石灰ではなく「ピートモス」を施用します。

○客土
 新根の発生を促し、根域を広げるため、イチジクなど根の浅い樹種には特に真砂土の客土が有効です。

○中耕
 踏み固めた土壌を柔らかくし、根に酸素を送り込むため中耕します。
 ただし、この時期には表土を崩す程度にとどめ、秋に発生した根を切りすぎないように注意します。
 イチジクやキウイなど根の浅いものは機械による中耕は避けましょう。




北部版


  水稲 ◇平成30年産水稲の生育経過
【品種 コシヒカリ】
(1)育苗期

 4月下旬の高温で、育苗の温度管理が困難でした。バカ苗病の発生が育苗の段階で一部のほ場に見られましたが、大きな病害はありませんでした。

(2)田植え期~活着期
 田植えは5月の連休を中心に行なわれましたが、低温により活着が遅れました。その後、天候が回復し生育も概ね順調に推移しました。

(3)生育期
 田植え後は、水田内の還元状態が続き赤枯れ症が多く発生しました。
 7月中旬以降の異常な暑さで、葉色に少しバラつきが出ました。分けつは当初緩慢であったため、無効分けつが少なくなりましたが、有効茎数は平年並みに確保できました。7月の豪雨災害による被害が発生したほ場では、土砂の流入により栽培を断念したものもありました。
 その後は高温干ばつが続いたため、7月下旬に高温乾燥による被害軽減の管理について情報を開示しました。

(4)幼穂形成期~出穂期
 梅雨明け以降、日照時間が多く気温が高く推移したため、幼穂形成期は平年より早く、出穂時期も2日から4日程度早くなりました。草丈・茎数や葉色も平年並みでした。

(5)登熟期~収穫期
 出穂期以降、夜間の気温が高く推移したため、白未熟粒の発生が心配されましたが、等級が下がるほどではありませんでした。7月9日の梅雨明け以降、8月の高温少雨により用水不足のほ場では、白未熟粒の発生が一部で見られました。
 9月に入ると台風21号、24号の接近や、それに伴う秋雨前線の活発化により、落水が出来ず、刈り遅れによる品質低下が見られました。

(6)病害虫発生状況
 7月から高温で推移したため、紋枯れ病の発生が一部のほ場で見られました。
 カメムシによる斑点米の発生はやや多く、等級低下となったほ場もありました。その他の病害虫については、平年に比べ少発生でした。

(7)収量・品質
 広島県北部の作況指数は101(10月15日現在)であり、収量は「平年並み」となりましたが、管内の収量は平年より少なくなりました。また、コシヒカリの1等米比率は92.1%でしたが、カメムシの吸汁被害による品質低下もありました。

【土づくり】
 近年の稲作の課題として、湛水時のガスの発生、生育後半の秋落ち、乳白や未熟粒の増加、米の痩せによる品質、収量の不安定化が問題となっています。これは、微量要素の不足による根の弱りが原因となっています。
 毎年、施用が必要な成分に「鉄分」と「ケイ酸」がありますが、バランスよく微量要素を施用することが必要です。
 鉄分はガスの発生を抑え、根を健康に保つ効果があります。また、ケイ酸は稲体の主要成分で倒伏などに強くなります。
 毎年、土づくりを行なうことで、安定した稲を作りましょう。土づくり資材を施用する前には、土壌診断を実施し、不足している成分を中心に土づくりを行ないます。効率的な良質・多収米の生産を行ないましょう。
平成30年の気温と降水量・日照時間の推移 〔アメダスデータ:油木〕


  野菜 ◇野菜の作付け計画
連作と野菜
連作障害の
少ないもの
ネギ・カボチャ
ホウレンソウ・サツマイモ
1年以上
連作を避けるもの
タマネギ・レタス・ダイコン
カブ・ニンジン・インゲンマメ
2年以上
連作を避けるもの
ハクサイ・キャベツ
カリフラワー・オクラ
3年以上
連作を避けるもの
ゴボウ・バレイショ・キュウリ
サトイモ・エダマメ・ソラマメ
5年以上
連作を避けるもの
トマト・ナス・ピーマン
スイカ・エンドウ
 野菜ごとに必要な株数、輪作などを考え、植え付け計画を進めます。
 畑の区割りをするときには、連作障害や日当たり、水の便などを考えて作付けします。
 連作障害の出やすさは野菜の種類によって差があります。エンドウやサトイモは、根からの分泌物に自家中毒を起こす物質を含んでいますので、連作障害が著しく発生します。
 ナス科(ナス、トマト、バレイショなど)、アブラナ科(ハクサイ、キャベツ、ブロッコリーなど)は、共通の病害を持っているため、連作障害が出やすくなります。
 また、特に肥料が残りやすいハクサイの後作には、トマトやスイカ、メロン、サツマイモなど、つるぼけしやすい作物の作付けは避けます。



  果樹 ◇落葉果樹の整枝・せん定
○ブドウ(短梢せん定)
 樹液が止まってからせん定を始め、樹液が流れ始めるまでに終了します。
 芽の方向や大きさ、枝の充実度を判断して、枝(母枝)の基部1芽を残して切る1芽せん定を基本とします。
 乾燥や寒さによる枯れ込みが考えられる場合は、残す芽の1芽先の節で切る犠牲芽せん定を行ないます。
 主枝形成中の新梢は、品種や軸の太さによっても変わりますが、15芽程度残して切ります。

○カキ
 カキは元々高木性で、下から見た状態と上から見た状態を参考に不要な枝を見極めます。
不要な太い枝を切ります。
主枝、亜主枝の先端を切り返してから始めます。
内向枝は基から切ります。
亜主枝や側枝から出ている直上枝は、基から切ります。
近くにある同じ向き・勢力の枝は古い方を切ります。
高品質果実の生産のため、側枝は5年を目安に更新します。
充実した花芽は、枝の先端2~3芽のみとします。
 充実度によって花芽の着生は異なるので、充実の良いもの(枝が丸く、太く、長さ30~50cm程度で先端の芽が大きい枝)を残します。結実させる枝(結果母枝)は先端を切り返さず、60㎝間隔で配置しましょう。
 また、側枝の更新ができるよう、予備枝を確保し準備をしておきます。

○核果類(ウメ・スモモなど)
 樹形が開張しやすい核果類は、主枝・亜主枝の先端があまり伸びず、樹勢が弱りやすくなるため、側枝の更新を積極的にして、切り返しせん定を中心に枝の若返りを行ないます(結果枝:先端1/4程度を切る。更新枝:先端1/3程度を切る)。
 一方、枝の伸びが旺盛な勢いのある樹は、枝を誘引し、樹を落ち着かせると同時に、間引きを中心に行ないます。
 骨格枝の日焼け防止のため、葉芽の確保や返し枝などを利用します。
 ウメやモモは、切り口の傷の治りが悪いため、極端な太枝切りなどは避け、早めに枝の更新を図るよう心掛けましょう。
 せん定後、太い切り口は乾燥して枯れ込むのを防ぐため、「トップジンMペースト」を塗布しましょう。
側枝(結果枝)のせん定
枝を放任した場合
切り返しが強い場合

○イチジク
せん定バサミとノコギリ
 主枝、亜主枝の先端はやや強めの切り返しを行ない、樹勢を維持します。樹勢が強すぎる場合は、誘引しながら抑えます。
 結果枝(母枝)は、枝の強さによって加減しますが、基本的に1新梢5芽前後残して、下芽または横芽で切り返します。
 強い枝(太く長い)は、芽数を多めに残し、弱い枝(細く短い)は残す芽数を少なくします。混んでいるところは間引き、母枝は3本/㎡程度に整理します。
 一方、側枝が古くなり、基がはげ上がって、枝の先端に結果枝が集中しているような枝は思い切って更新します。翌年発生する陰芽を更新枝として育てます。





 

《イチジクの新規栽培者講習会》
地域振興作物としてイチジクの栽培を推進しています。栽培に興味がある方は、ぜひご参加ください。

日  時: 平成31年1月25日(金)午後2時~
場  所: 農事組合法人ファーム立神ほ場(福山市本郷町)
ほ場の場所が分からない方は、松永グリーンセンターに午後1時30分までに集合してください。
内  容: イチジクの栽培とせん定について
お問合せ: 松永グリーンセンター ℡(084)930-4330


《果樹の専門誌『フルーツひろしま』(JA広島果実連発行)
果樹の栽培管理の基礎から、最新技術まで幅広く掲載。カラーページを多く取り入れているので、分かりやすい誌面です。加えて、毎月の農作業情報も充実し、プロから家庭果樹栽培の方まで幅広くご覧いただけます。
購読料: 4,968円(税込) ※1月~12月までの年間購読
◎ お申し込みはお近くのグリーンセンターまで。