アスパラガス栽培
新市アスパラガス生産出荷組合
西本 由佳さん(44) 福山市神辺町
西本さんは、米やクワイのほか、ダイコンやタマネギなど季節の農産物20品目以上を栽培しています。アスパラガスは、ビニールハウス7棟、15aを管理。
2月上旬から春芽の収穫を始め、その後、立茎作業を進めて6月上旬から10月上旬まで夏芽の出荷作業に励みます。
就農したきっかけは?
両親が米農家だったので、幼いころから農業は身近にあり、実家を離れてからも農繁期には帰って手伝いをしていました。
「農」の持つ楽しさや達成感を感じる中、7年前に父がアスパラガス栽培を始めたことをきっかけに、私も就農を決意。JAの営農指導員や先輩農家から栽培基礎を学び、現在では生きがいといえるほど、楽しく農作業に励んでいます。
栽培のこだわりは?
アスパラガスは定植すると、同じ株から10年から15年は収穫できるといわれています。そのため、特に土づくりと、水管理にこだわっています。定植前の土づくりでは、堆肥や籾殻、シイタケのホダ木などを入れることで、土を柔らかくして、よく根が伸びるよう工夫しました。
また、毎日ほ場に出向き、土を触って湿り具合をチェックしながら潅水の量を変えるなど、管理を徹底しています。
ウィーブ読者にメッセージを!
この時期に収穫する春芽は、寒い冬の間に糖分をしっかり蓄えているので、甘くて柔らかいです。ぜひ旬を味わってみてください。
また最近では、各地で若手農家の活躍をよく目にします。新規就農を応援する支援制度などもあるので、チャレンジしてみたい方はぜひ一緒に農業をしましょう!
また最近では、各地で若手農家の活躍をよく目にします。新規就農を応援する支援制度などもあるので、チャレンジしてみたい方はぜひ一緒に農業をしましょう!
=私の「いいね!」=
最近は海釣りにハマっています。
釣れたときの高揚感や、自分で獲った魚をさばいて新鮮なうちに味わえるのも魅力の一つです!
釣れたときの高揚感や、自分で獲った魚をさばいて新鮮なうちに味わえるのも魅力の一つです!
ふくふく市スタッフおすすめ『かんたん旬レシピ』
アスパラガスのバター醬油ピラフ
【材料】
アスパラガス…5本程度(斜め5mmにスライス)
ごはん…500g バター…25g
顆粒コンソメ…大さじ1
しょうゆ…小さじ2 塩・コショウ…適量
【作り方】
(1) | フライパンに、バターとアスパラガスを入れてサッと炒め、ごはんを加えて切り混ぜる。 |
(2) | (1)にコンソメを入れて混ぜ合わせる。 |
(3) | しょうゆを回し入れ、塩コショウで味を調えて出来上がり。 |
新市アスパラガス生産出荷組合が通常総会で生産力強化を目指す
新市アスパラガス生産出荷組合は2月13日、新市支店で通常総会を開き、生産者やJA、市場関係者ら26人が出席しました。
同組合は、23戸の生産者が約2haで特産アスパラガスを栽培しています。総会では、昨年度の生育や出荷の状況を振り返ったほか、今年度の事業計画について申し合わせました。
また、総会終了後の出荷説明会では、さらなる生産力強化を目指して、出荷規格の確認や防除などの栽培管理について協議しました。
同組合は、23戸の生産者が約2haで特産アスパラガスを栽培しています。総会では、昨年度の生育や出荷の状況を振り返ったほか、今年度の事業計画について申し合わせました。
また、総会終了後の出荷説明会では、さらなる生産力強化を目指して、出荷規格の確認や防除などの栽培管理について協議しました。